プログラミング教育とアクティブラーニング

これからのこと

2020年度から学校の教育の在り方がが変わっていきます。

聞いた事があるかもしれませんが、「アクティブラーニング」という手法です。アクティブラーニングとは、「主体的で対話的で深い学び」とされています。モデル校などでは、すでに実施されているところも多いやり方でもあります。

具体的には、

ひとりひとりが「自ら考える」「自主的に考える」…なぜだろう?という疑問を持たせる事も大切となります。

そして、自分の意見だけでなく、友達をはじめとした、様々な意見を知る。

そのような授業を経験していく中で、いろんな意見を知る事の大切さや、様々な視点で物事をみる事が養われていきます。

例えば、複雑な形の面積を求める場合などは、解決方法がいくつかある場合もあるでしょう。

実際に、アクティブラーニング取り入れた授業例のひとつとして、自分たちの学校の航空写真を元に、おおまかな面積を考えてみよう。というものがありました。

グループ学習をするのですが、子どもたちは、運動場のトラックを元に、ココからココまでが100mだから…とか考えたり、プールの面積(25メートル)をベースに考えてみたりと、様々な考え方が出てきます。

その考えたものを、タブレットで写真を撮影したものを、教室内での大型テレビに投影して、クラス全員で考え方をシェアする。というもの。

そのほかには、遠隔地にある学校が、テレビ電話会議システムを使って、環境が全然違う学校同士で、交流が行われています。

遠隔地の学校同士の交流する場合、共通点や明らかな相違点などがあると比較する上での基準などもあって面白さを感じます。例えば、お茶の産地、寒い地域と温かい地域など。

このようなアクティブラーニングを行っていきながら、タブレットなどのような機器をツールとして使います。

そしてアクティブラーニングと、プログラミング教育はとても親和性が高いのです。タブレットなどをツール以外に、考えるを深めたり、キッカケをつかんだりするように使うのです。

文科省がいうプログラミング教育とは。。。

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むこと

…(中略)

子供たちが、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験しながら、身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと、各教科等で育まれる思考力を基盤としながら基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする態度を身に付けることである。

文科省HPより https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

簡単に言うと、こんな感じです。

1.授業の中で「このような手順なら思ったようにコンピュータが動く」と体験する

2.身の回りのものや自分自身の生活にも、問題解決に必要な手順があることに気づく

タブレットなどの「プログラミング体験」を行うのですが(基本的にはコードを書いていくのではなく、パズルのような組み合わせをするようなプログラミング学習をすることが多いです)

タブレットを使うと、やり直しが簡単に出来る事(トライ&エラーが簡単)で、シェアしやすいという事があるのです。

これをアクティブラーニングで学んでいくと、より学びが深くなるわけです。自分ひとりだけではイメージできなかった事に気づくことが出来るからです。

昔の学校教育だと、1つの答えを出すために、黙々と勉強した思い出ありませんか?(そうやって勉強したことは、結構忘れてしまう事が多かった経験があります。)

今、そしてこれからは、「問題解決のために、どのようにしていけばいいのか?」という事が重要視されます。

そのための「プログラミング思考」とは

1.小さく分けて考える (分解)
2.手順の組み合わせを考える (組み合わせ)
3.パターンを見つける (一般化)
4.大事なものだけ抜き出して考える (抽象化)
5.頭の中で手順をたどる
 (シミュレーション)

もちろん、いきなり低学年で求められるわけではありません。低学年のうちには、今までと同じように一般的な論理的思考について学んでいく事になります。

そして基本的な論理的思考を育みながら、初歩的なプログラミング的思考を身につけていくことを、文科省は求めています。文科省としては、こんな授業で取り入れてみてね!と提示も出してくれていますが、実際に授業を行うのは先生ですし、学校に授業提案のフォローも出来るようなICT支援員がいると先生も助かるのですが、ICT支援員はまだまだ少ないので、先生方も頭を悩ませているところかもしれません。

学校では、このような形で子どもたちに授業を行っていくことになりますが、家庭でのフォローをこんな風にしてみるといいかな?という個人的な提案をしたいと思います。

このプログラミング思考は普段の勉強のやり方や日常生活にも役に立つのです。

①漢字を覚える時

その漢字の部首や由来を覚えて、その上で例文を作ったり、熟語を作ったりすると、応用問題やひっかけ問題が出てきた時に役に立ちます。

例えば。。。「更迭(こうてつ)」の意味:政府や民間企業の要職において入れ替え人事を行う事。ある役職についている人を解任し代わりの人を登用すること。任命権を持つものにより決定され、役を解かれるネガティブなイメージ。

更…は変える、取り換える意味 例:更衣室  読みはこういしつの「こう」と同じ。

迭…しんにょう の意味は 走る、進む。+ 失 失う、失敗。 読みは漢読みで「てつ」 鉄もカネヘンで「失う」で「てつ」

というイメージ。ちょっと最初は時間がかかりますが、このような形で繰り返していくと、理解度は深まります。

②朝の準備

時間がないのに、いつもギリギリまでグズグズしている。。。というシーン、ないでしょうか?その場合、何が原因なのか?

食べるのが遅い?服の着替えに時間がかかる?寝起きが悪い?

例えば15分だけ早く起きるようにするには?→早く寝る必要がある。

早く寝るためには???と 子どもと一緒に考えていって決めてみるといいかもしれませんね。

子どもが小さい時や、受け身型の子どもの場合は、「これをやるんだよ」って言ってあげた方が、親も子どもも楽なのですが、それだと「自分で考える」クセが身に付かない。

考える「クセ」や問題を解決しよう!という方法、やり方については、普段の生活の中でもヒントはたくさんあるわけです。

親や大人に聞く、教えてもらう。というもの、解決するヒントのひとつですし、助けてもらう事、そして助けてもらった事に感謝することも、子供の将来のためには、とても必要なスキルだと思うのです。

子どもが質問してきたり、相談してきた時には、「よく相談してくれたね!エライ!」と褒めて(解決しよう!という想いを褒める)

受け止めて話を聞いて、子どもの自己肯定感を育んでいきたいものですね。

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